なかなか理想の出会いもない毎日を悶々と過ごしていた20代後半のとき。
以前、お付き合いしていた彼氏が海外の男性ということもあり、自分の理想の男性像も高くなるばかりの日々でした。
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アプリを利用してイギリスからの留学生とマッチング
そんなとき、友達に勧められ軽い気持ちで始めたTinderという海外発祥のマッチングアプリ。
日本国内で使用しましたが、意外とたくさんの海外男性が登録していたことに驚き、いろんな国の男性とマッチングするたびに心が飛び上がる思いでした。
心なしか日本人男性より、海外の方はメールのやり取りはさておき「早めに会いたい傾向があるんだな」と思いながら日々理想の男性に会うため、スワイプに励む毎日でした。
そんなある日、顔がどタイプで日本語を大学で学んでいるというイギリスからの留学生とマッチング。
お互い映画やコーヒーが好きなことで意気投合した私たちは早速会うことになりました。
彼は既にカフェに。一瞬で一目惚れをする。
待ち合わせは私がお気に入りのカフェで、お昼から会うことに。
待ち合わせ場所に着くと「直視できないくらいカッコいいブルーの瞳の彼」が本を片手にコーヒーを飲んでいるではありませんか…。
その瞬間、間違いなく私は彼に「一目惚れ」をしました。
キラキラした彼の瞳を見るのも照れくさく、恥ずかしかったのを今思い出しても胸がキュンキュンします。
二人でコーヒーを飲みながらおしゃべりして気がつけば夕方…。
帰りたくなくて、ご飯にさそいましたがその日、彼は用事があるということで解散。
海外の男性は「手が早いイメージがあった」ので、夜も一緒に過ごさないということは「私に興味がなかったんだな」と落ち込みながら帰宅しました。
気落ちしながら帰宅する道中に...
しかし、その帰宅途中、彼から一通メールが。
「今日はたのしかった、〇〇(私の名前)さえよければ次は夜も一緒にすごしたい」
シンプルな文章でしたが、飛び上がるくらい嬉しい気持ちになりました。
「今夜一緒に過ごさなかったから脈なしかと思ったこと」を打ち明けると、外国人だからと軽く見られることが多く、私に軽く見られるのが嫌で渋々バイバイしたとのこと。
一気に愛おしさが溢れ、その後何度かデートを重ね付き合いまで至りましたが、彼の帰国と同時にサヨナラしました。
マッチングアプリ出会った彼。
今では淡い切ない思い出です。