大学時代の演劇サークル所属の男性に一目惚れした話【女性 25歳 事務】

一目惚れしちゃったけど、どうしたらいいのか分からない

一目惚れから始まる恋ってうまくいくのかな?

そんな悩みを抱えているあなたのために、実際に一目惚れから交際に発展した私の体験談をご紹介します。

私が恋したのは、演劇サークルに所属している男性。

彼は劇団員で私はただの観客だったので、どうすれば知り合えるのかすら分からない状況でした。

片思いの時期って楽しいけれど、不安になることも多いですよね。

当時の私も「どうすれば彼女になれるのか?」「いっそのこと諦めるべきか」を悩みました。

私が一目惚れ相手と付き合えた方法を詳しくまとめたので、一目惚れしてしまった人や、新しい恋を探している人の参考になればうれしいです♪

一目惚れのきっかけ

私が彼に一目惚れをしたのは、大学生の頃。

同じ講義を受けていた友人から「うちの大学の演劇サークル、結構レベル高いらしいよ。見に行かない?」と誘われました。

私は映画を観るのは大好きですが、演劇は正直微妙…というのも、高校生の頃地元で見た演劇があまり心に刺さらなかったからです。

当時は「演劇イコール退屈なもの」と思い込んでいました。

しかし、誘われた公演日はバイトが休みで、サークルも活動日ではありません。

せっかく誘ってくれたし、暇なのに断るのもなぁ

と思い、見に行くことに。

舞台上の彼に一目惚れ

その日の公演は、弱気な主人公が旅先でさまざまな人と出会い、成長していくストーリー。

彼はバックパッカーの役で出演していました。

実は私、その日まで一度も一目惚れの経験がありませんでした。

だけど、舞台の上の彼がとてもかっこよくて、そして何より彼の生き生きとした演技を見て「この人のことをもっと知りたい!」と思ってしまったんです。

この時点では、一目惚れ相手と私はまったくの他人。

次からはいよいよ、どうやって知り合えたのかをご紹介します!

彼のことが知りたい…でもどうやって?

演劇を見に行ってからというもの、私の頭の中は彼のことでいっぱいでした。

バイトしていても「もし今彼がお店に来たらどうしよう?」と期待したり、

地下鉄でも「同じ車両に乗ってないかな~」とあたりを見回したり。

その後、演劇に誘ってくれた友人と飲む機会があり、私は彼のことを相談しました。

私はどうせ叶いそうにない恋だし、すっぱり諦めるつもりで相談したんです。

でも、友人は「諦めるなら、今できることを全部やってからでもいいんじゃない?」と言ってくれました。

この言葉はすごく心強かったですね。

私はさっそく行動に出ました。

学部の会合に出席して、演劇サークルに所属している子と知り合いになったんです。

その子いわく、彼は学外の演劇サークルに所属していて、うちの大学の公演にはたまたま出演しただけなんだそう。

私は「それってもう会えないんじゃ…」と不安になりましたが、友人の言葉を思い出して諦めませんでした。

公演でいただいたパンフレットに、彼の名前と所属する劇団名が書いてあったので、次回の公演を見に行くことに。

次の公演での彼は、前回と打って変わって冷酷な役どころでした。

それでも存在感が抜群で「こんな魅力的な人を諦めるなんてできないなぁ…」と思いましたね。

そして終演後に会場のロビーへ出ると、なんと彼が立っていたんです!

私は演劇にうとくて知らなかったのですが、終演後にこうして劇団員がお見送りしてくれることがあるんだとか。

一緒に来てくれた友人にも背中を押され、意を決して彼に話しかけることにしました。

すごく緊張しましたが、感想を伝えるととても喜んでくれました。勇気を出して本当によかったです。

一目惚れの恋がついに成就

それから約半年間、私は彼のファンとして劇場に足を運び、お見送りで彼と話せたら感想を伝えるという関係が続きました。

転機が訪れたのは、私が彼に一目惚れしてから一年近く経った頃です。

私は彼を通じてすっかり演劇にハマっていて、学内の演劇サークルの人とも仲良しになっていました。

ある夜、部屋でテレビを見ていると、演劇サークルの友人から「飲み会やってるんだけど来ない?」と電話が来ました。

私は翌日の講義がお昼からだったこともあり、軽い気持ちで参加することにしたんです。

そして大学近くの居酒屋で友人を見つけて、席に座ろうとしたとき、背後から「こんばんは」と聞き覚えのある声が…。

なんと、飲み会には一目惚れ相手の彼も参加していたんです!

そうと分かればおしゃれしてきたのに、ほぼ部屋着で着てしまった…!

服装はさておき、彼は私のことをちゃんと覚えていてくれました。

どうやら、公演を見に来ても直接感想を伝えてくれる人は珍しいらしく、私のことが印象に残っていたようです。

彼の劇団の公演をしっかりチェックしていただけあって、その日は彼と演劇トークに花を咲かせることができました。

それ以来何度かふたりで食事に行き、一目惚れしてから一年後に見事、お付き合いをすることができました!

もし私がすぐに諦めていたら、そして行動を起こさないままだったらあり得なかった未来ですよね。

まとめ

最初は舞台の上の彼しか知らず、個人的な交流は一切なかった私。

それでも諦めず行動したことで、恋を成就させることができました♪

今になって思い返してみると、私の一目惚れが成就した理由はふたつあります。

ひとつ目は、人脈を広げたこと。

演劇サークルの人が飲み会に誘ってくれたおかげで、彼との距離を縮めることができました。

ふたつ目は彼を知ろうと努力したことです。

公演を見に行ったから彼と会えたとき感想を伝えられたし、かつ彼から興味を持ってもらえたんですよね。

一目惚れしたとき「どうせ無理だから」と諦めてしまう人も多いでしょう。

でも、友人の言う通り、諦めるのはやれることを全部やってからでも大丈夫なんです。

今の自分にできることはないか?一目惚れの恋で悩んでいるとき、ぜひ考えてみてくださいね!