人見知りの私がショッピングモールで一目惚れ【女性 20代後半 調理師】

一目惚れなんてありえないって思っていた私ですが、大学生の時に初めて男性に一目惚れというものをしました。

今まで、自分のまわりの友人の中には、一目惚れをしたことがある人が結構いたんです。

女の子同士が集まれば、もちろん大好きな「コイバナ」で盛り上がります。

でもそんな友達たちの話を聞いていても、

 

自分には一目惚れはないな

一目惚れって顔しか見てないじゃん

それってどうなの?

 

くらいに思っていたんです。

人生で初めての一目惚れ

そんな私が一目惚れをしたのは突然でした。

大学生生活を満喫してはいるものの彼氏がなかなかできなくて、

それどころか好きな人さえ見つからなくて。

休日に彼氏とデートに出かける友人達を「いいなぁ~」と、羨ましがってほど。

そんな変わらぬいつもの平日。

授業と授業の間に、結構時間が空いていたので、

仲のいい友達たちと「学校の近くのショッピングモール」へ買い物に行こうという話になったんです。

ショッピングモールでは、みんなでわいわいとはしゃぎながら買い物。

たまたま、同じお店で買い物をしていた男の人と目が合ったんです。

ほんと、偶然に。

何も意識しることなく。

その瞬間、

え!この人かっこいい!

と、脳に何かが走ったのに気が付きました。

だけどもちろんそのときは一瞬のことでしたし、

元来の人見知りの私は、男性に話しかけるなんて選択肢は全くなくて、「あ!」と思ったときにはお店を出ていなくなってしまったんです。

頭から離れない彼

それから大学に戻って授業を受けていたんだけど、

頭の中はショッピングモールのお店で目の合った男性のことでいっぱいに。

もう、本当にいっぱい。

日中に男性1人でショッピングモールにいるくらいだから、もしかしたら近くに住んでいる人なのかな?

また行けば会える可能性もあるのかな?

とか、色々と考えている自分がいることに気が付いたんです。

そう、一目惚れ。

2度目の目撃は、身近なところに

でもその後、同じショッピングモールに行くことはあったのですが、見かけることはなく。。

やっぱり無理なのかな~」と

諦めかけていた矢先、

なんと大学の中で、ショッピングモールで目が合った男性を見かけたんです!

まさか同じ大学の人だったなんて

そこからは友人の伝手を駆使して、

何とかどこの学部かとか何年の人なのかとか情報を手に入れました。

でもそこからが大変でした。

初めての一目惚れで行動を起こした私

見ず知らずの男性に、いきなり話しかけて連絡先を聞くなんて、

なかなか恥ずかしくてできるものじゃありませんよね。

寄りによって、年齢も学部も違ったので共通の知り合いはいなかったんです。

つまり、ナンパのようにいきなり話しかけて連絡先を聞くか、このまま諦めるかの二択です。

あんなに「一目惚れなんてありえない」と思っていた私ですが、完全に一目惚れしちゃってますよね。

無情にも過ぎていく時間。

一目惚れをして、心がキュウキュウなってる私。

ほんと、どうしたらいいのかわからなくて。。

大学の学園祭が近づいていたので、「もうそのタイミングしかないよ」と友達に押されて、

とうとう、学園祭の時に勇気を出して男性に話しかけて連絡先を聞いたんです。

人生で初めての一目惚れで、男性の連絡先を直接聞いた。。

こんな人見知りの私が?

きっとこういうイベントごとがなかったら、知らない人に話しかける勇気なんて出なかったかなと思います。

結局、その一目ぼれした彼とはお付き合いするまでには至らなかったのですが、

勇気を出して本当に良かったと思います。

そのおかげで彼とは仲良くなれたんですから。

もし、あの時勇気を出して声をかけていなかったら、

きっとその後もずっと遠くから見ていることしかできなかったはずです。

仲良くなって食事に行ったりと距離を詰めることはできたのですが、

その彼は「彼女と別れたばかり」だったようで、「前の彼女のことを忘れない」ということでした。

最後に。一目惚れをしたら

付き合えなかったなら一目惚れの悲しい思い出?と思われてしまうかもしれませんが、実は全然そんなことはないんです。

キチンと声をかけてお友達になれたからこそ、

全く後悔や悲しい気持ちというのは残っていません。

大人になってからもたまに思い出す、私にとっては淡くてとってもいい学生時代の恋の思い出なんです。

もし、声をかけることを諦めていたら今でも、

あの時、声をかけていればよかった

声をかけていればもしかしたら付き合えたのかな

とか、後悔や嫌な思い出になっていたに違いありません。

だからこそ、もしも知らない人に一目惚れをしたら、是非、勇気を出して一歩踏み出し、声をかけてみてほしいなと思います。